概要
絵を飾って美術館を建てる、2〜4人・全9ラウンドのワーカープレイスメント。手札の絵をレーン(横一列)に左詰めで飾り、ツアーで絵の効果を連鎖させて街の財布(共有・有限)から売上を刈り取り、閉館時に最も得点の高い館長が勝つ。
準備
- 各自: 学芸員2人・手札枚・レーン2本(スロット構成 [横縦][縦横])・壁タイル4枚([横縦][横横][縦縦][縦横]各1)
- 初期資金: (スタPが最少・以降+1ずつ)
- 山札: 30種・計76枚(全人数共通)。絵ごとに1〜4枚と部数が違う(下のカード表の「枚」列)。×1のユニーク名画が4枚(各流派1枚)。市場(公開場)に4枚公開
- 公開情報: 所持金・学芸員の数・壁タイルの残り・展示中の絵・手札の枚数は全員が見られる(手札の中身だけが非公開)
- 街の財布: プレイヤー数×$3からスタート(2人戦$6・4人戦$12)。外から補充されない=以後は給料・増築費・自己落札の還流だけで回る
ラウンドの流れ
- ⓪ ベーシックインカム(R3・R6・R9の開始時): 盤面に展示している絵画が最も少ない人(同数なら全員)が、山札から絵画を2枚引く。後れている人が建て直すための燃料=巻き返しの的(独走対策)
- ① スタPマーカー: 先手=ラウンド開始時のマーカー保持者。開始直後にマーカーは自動で左隣へ渡るため、ラウンド中に持っている人=次ラウンドの先手(開館準備で奪える)
- ② 手番: マーカー保持者から時計回りに1手ずつ交互。1ラウンドの手数=学芸員の人数(多い人は他の人が打ち終えた後も続けて打つ)
- ③ 給料: 全員の手番が終わったら学芸員1人につき賃金=ラウンド÷2(切り上げ)を払う。このラウンドに雇った新人の分も払う(働くのは次Rからでも給料は初日から)。払った給料は街の財布に入る。払えない分は未払いとして記録(終了時$1=−3点)
- ④ 手札上限: 手札が6枚を超えていたら選んで捨てる
- 9ラウンド終了で閉館・得点計算
アクション
自分の館のアクション(使用料なし)
- ガイドツアー — 学芸員を自分のレーンに配置して、そのレーンの絵を発動(下記)。各レーン1回/Rまで(増設・新設した当ラウンドでも可)。別のレーンなら手数の許す限り何度でも。他の人より後にやっても使用料はかからない
- 休憩 — 何もしない(パス)
公共スペース(自分は同じ場所1回/R・早い者勝ち)
ツアー以外のアクションは全て共有の公共スペース。他の人が先に使った場所を使う時は、先客全員に$1ずつ使用料を払う(混むほど高い)。開館準備だけは1人/R限定・使用料なし。
- 展示 — 手札の絵を自分のレーンに飾る(展示コスト、下記)。絵で埋まったマスを指定して上書きもできる(同じ向きのみ・元の絵は手札に戻る)
- 掛け替え — 展示中の任意の2枚(同じ向き)を入れ替える
- 町へ売却(街へ売る) — 手札をまとめて街に売る。$3×枚数を街の財布から受け取る。財布が足りなければ残り全額($1でも売れる)。枚数上限=学芸員数
- 海外へ輸出(街の外へ売る) — 手札をまとめて街の外の収集家に売る。銀行から$2×枚数を受け取る(街の財布に触れない=財布が空でも必ず売れる)。上限=学芸員数
- 競売(競り) — 市場の絵を1枚選んで競りにかける(下記)。開始価格は出品者が宣言(最低$1)
- 美術学校 — 山札から2枚引く
- 工務店 — 壁タイル1枚を使ってレーンを延長 or 新設(下記)
- 求人広告 — 「学芸員+1人」か「最多の館長と同数まで増員」の2択。着任は次ラウンドだが給料は雇ったラウンドから発生(上限5人)
- 開館準備 — スタPマーカーを奪い(=次R先手)、山札か公開場から1枚取る
- 目利き — 市場の絵を好きな枚数捨てて補充し、山札か公開場から1枚取る
展示と展示コスト
- 空きマスに置く時は自分のレーンの一番左の空きスロット(左詰め)。スロットと絵の向き(縦/横)が一致すること
- 上書き: 絵で埋まったマスを指定して飾ることもできる(同じ向きのみ)。元の絵は手札に戻る(競りの支払いや飾り直しの燃料になる)。競り落札の配置や🏛️飾るの配置でも同様
- 展示コスト=カード左上の数字。支払いは手札を捨てる(1枚=1)のみ——現金では払えない
- 🏛️飾るの効果での展示は展示コスト−1
ツアー
- レーンの絵を厳密に左→右へ1枚ずつ発動する。💵売る・🔀入れ替え・🏛️飾るはその絵の番が来た瞬間に選ぶ
- 処理の途中で🏛️や🔀でレーンが変わっても「その位置に今ある絵」が発動する(🏛️で右に足した絵はこのツアー中に発動する)
- 🔀入れ替えは発動中の自分自身とも交換できる(手札の同向きの絵と入れ替え)。その場合、入ってきた絵はこのツアーでは発動しない(発動権は使用済み)
- 売上はレーン処理が全部終わった後に一括精算: その時点でレーンにある絵の💰稼点合計を財布から受け取る(足りなければ残り全額)。🏛️でこのツアー中に飾った絵も、終了時にレーンにあれば売上に入る
- 💰稼点はカード右上の数字。絵によって$1〜$9(どの絵も最低$1は客を呼ぶ)——「どの絵を飾るか」が売上を決める。長く繋げる旨みはラン得点と◎条件の側にある
- 🔁くり返すで繰り返せるのは効果だけ。稼点は絵の属性なので、くり返しても売上が二重に増えることはない
- 🔁くり返すの連鎖: 🔁=「左隣の絵が発動した内容をもう一度」。🔁の左が🔁なら、写した内容ごと繰り返す(例: ひまわり・🔁・🔁 → 3枚引く+$6)。左→右処理なので無限ループはない
効果一覧(アイコン6種)
絵の効果はこの6種だけ。カード面はアイコンだけで表され、漢字の効果名は使わない(アイコンと動きが一致するように選んである)。
競り(競売)
- 出品者が市場の絵を1枚選び、開始価格を宣言(最低$1)して青天井の競りへ。出品者自身が宣言額の最初のホルダー——誰も上げなければその額で自分が落札。出品者の左隣から時計回りに「上乗せ or パス」、パスしたら抜け、最後に残った1人が落札
- 落札した絵は即・自分の壁へ(展示コスト不要・掛けるレーンは自分で選ぶ)。配置せず手札に加えることも選べる(置き場が無い場合は自動で手札へ)
- 支払い: 他人の出品を落札→出品者へ(プレイヤー間の取引)。自分の出品を自分で落札→街の財布へ
- 現金は1:1で勝利点なので、払い過ぎは自分の点を削る=自然な歯止め
工務店と壁タイル
- 各自が持つ壁タイル4枚([横縦][横横][縦縦][縦横])が増設の上限。タイル1枚=スロット2枠(向きはタイルの通り)
- 新設: タイル1枚で新レーン(2スロット)を作る。費用$0(無料)
- 延長: 既存レーンの右にタイル1枚を足す。費用は同じレーンに足すたびに倍々: 1回目$2 → 2回目$4 → 3回目$8 → 4回目$16
- 費用は現金のみで、即座に街の財布に入る(すぐ売上の原資になる)。増設・新設した当ラウンドからツアー可(1レーン1回/R)
お金の流れ(街の財布)
財布に入るもの: みんなが払った給料 / 工務店の費用 / 競りの自己落札額(すべて払った瞬間に入る)
財布から出るもの: ツアー売上(💰稼点の合計) / 手札売却
銀行から直接あなたへ(財布を通らない): 📣+$2・💵売る($5)・「街の外へ売る」($2×枚数)——財布が枯れていても稼げる非常口
プレイヤー間で動くもの: 競りの落札額(他人の出品) / 公共スペースの使用料
財布は共有かつ有限——誰かが先に刈った分だけ、あなたの取り分は確実に減る。
得点(閉館時)
- ラン得点 — レーン内で同じ流派が途切れず隣接する並び(=ラン)ごとに、下の表の点数。向きは無関係・レーンはまたがない
- 絵の素点 — カード右下の数字(V表記)
- ◎誇り — ◎印の絵が閉館時に展示されていて条件を満たすと追加点(下のカード表)
- 現金 — $1=1点
- 未払い — $1につき−3点
- 同点の場合は学芸員が少ない方の勝ち
同流派ラン早見表
例: [印・印・印・浮]のレーン=印3連+浮1連。間に別流派を挟むとランは切れる。
カード全表(30種)
部数は絵ごとに1〜4枚(「枚」列・全人数共通で計76枚・×1はユニーク名画)。表示点は画面表記と同じ。この表はゲーム本体のエンジンから直接生成している——ズレは構造的に起きない。
効果×コスト分布 / 流派の性格
デッキ76枚が「どの効果を・どのコスト帯で・何枚」持つかの一覧(コピー数で集計)。列=展示コスト、行=効果(最下段は稼点の合計)。バランス設計の地図として。この表もエンジンから直接生成している。
流派ごとの性格(効果配分・平均コスト・◎の数から):
数値一覧
このページはゲームと同じ engine.js を読み込んで数値を描画している。ルール文とゲームの挙動に食い違いを見つけたら、それはバグなので報告してほしい。